長引く不況に合わせ、保険料や年金などの負担だけが増えていく状況になっています。こんな時代だからこそ、いかにして老後の生活費用を貯めておくかが大きな問題となっています。一般的な会社員のお給料だけですと、老後に必要だと言われている2,000万円には遠く及びません。そのため、資産運用に興味を持つ方が増えているのです。様々な資産運用方法がある中で、特に注目されているのが、公社債投資信託です。

公社債投資信託とは

公社債投資信託は、公社債ファンドとも言われている資産運用方法になります。一般的な投資信託と違っている点は、株式を一切組み入れないことです。これは、信託約款にしっかりと明示されています。たとえ全体の99パーセント以上が公社債であったとしても、わずか1パーセントに満たない割合で株式が組み込まれてしまっていると、公社債ファンドではなくなってしまうのです。

公社債ファンドには、様々な種類があります。現在は、国内の債券向けのもの。外国の債券に向けたもの、短期の国内の公社債で運用するもの、中長期の国内の公社債で運用するもの、そして中期国債向けのものという5つのカテゴリーに分類されているようです。それぞれの特長を把握し、自分の目的に合わせて、複数の種類を組み合わせながら資産運用していきます。

公社債ファンドの種類

公社債ファンドは、MRF型、MMF型、長期公社債、短期公社債、中期国債ファンドという5つの種類の中から選んで資産運用を行います。MRF型は、円建ての短期金融商品など短い期間の公社債をメインとした運用スタイルになります。MMF型は、円建ての公社債をはじめ、短期の金融商品をメインにしている運用スタイルです。一般的にMRF型と比べてMMF型は、期間が長めに設定されています。中期国債ファンドは、中国ファンドの中でも5年程度の中期国債をターゲットにした運用スタイルです。MRF型やMMF型と比べてリスクは少し高めにはなっていますが、その分リターンが期待できます。

長期公社債投信は、国内の中期から長期の公社債をターゲットにしている運用スタイルです。短期公社債投信は、国内だけでなく国外の公社債をターゲットに運用しています。短期公社債投信では、3ヶ月から長くても半年など短期に設定されています。それぞれ、メリットやデメリットが異なっていますので、慎重に選ぶ必要があります。

公社債ファンドのメリット

公社債ファンドがもつ最大のメリットは、非常にリスクが少ないということです。特に公社債ファンドの中でもリスクが少ないと言われているMRF型やMMF型に関しては、サービスが開始されて以来、現在まで元本割れをした事が一度もありません。この浮き沈みの激しいと言われている資産運用市場において、元本割れのリスクが非常に少ないのは、非常に大きなメリットだと言えます。

逆に注意しなければいけないのがリターンの少なさです。ハイリスク ハイリターンという言葉があるように、リスクの大きさとリターンの大きさは比例します。公社債ファンドは、リスクが少なくなっている分、どうしてもリターンは小さくなりがちなのです。今から老後まで、長い時間をかけながら、安定して資産を増やしていきたいという方にはおすすめですが、一気に資産を2倍、3倍にしたいというような使い方はできませんので、あらかじめ注意してください。もっと詳しく知りたいという方は、大和アセットマネジメント株式会社の公式ホームページに、より詳しく紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。